きょうさい対策ブログ

教員採用試験(教採)の対策をまとめます。教職教養解説もあり。

【解説012】正規の学校は幼・小・中・高・大と、2校種を結合した義務教育学校、中等教育学校、高等専門学校、そして特別支援を加えた合計9校

今回はこれ。

正規の学校は幼・小・中・高・大と、2校種を結合した義務教育学校、中等教育学校高等専門学校、そして特別支援を加えた合計9校

 

正規の学校とは、学校教育法第1条に記載がある学校のことである。別名「1条学校」とも。

(学校教育法第1条)

この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。

 

この9種類の覚え方は、次のようにするとよいだろう。

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まず一直線に幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学と並べて(これで5校)、結合形として、小学校+中学校=義務教育学校、中学校+高等学校=中等教育学校、高等学校+大学前半=高等専門学校(ロボコンとかにでてる、いわゆる高専というやつです)の3つを思い出し、最後に特別支援学校を加えて正規の学校9校が導き出される。何度か思い出す練習をして、いつでも9校がパッと言えるようにしておこう。

 

「正規の学校」9校以外にはどんな学校があるだろうか。日本で学校と言われる機関のうち、「正規の学校」以外の学校としは「専修学校」や「各種学校」が挙げられる。「専修学校」や「各種学校」は正規の学校ではない(学校教育法第1条にはかかれていない)ものの、一定の基準を満たした学校とされている。では以下は名称がやや紛らわしい「専修学校」というくくりの話をまとめる。

 

高校生を卒業する際に、大学か専門学校かみたいな話がよくされるが、そこでいう専門学校というのは、「専修学校」と呼ばれる学校のうち、高校卒業者を対象にした学校のことをいうのである。また、専修学校には中学卒業者向けのものもあり、それは「高等専修学校」と呼ばれる。

専修学校」の内訳

高等専修学校…中学生卒業者対象

・専 門 学 校   …高等学校卒業者対象

 一般社会人向けの専修学校は単に「専修学校」とのみ言う。ややこしいが、専修学校という枠組みの中に専門学校、高等専修学校があることをおさえよう。なお、中学校卒業者向けの専修学校である「高等専修学校」と、高等学校と大学前半を合わせた「高等専門学校」(いわゆる高専)は、名前は似ていますが別物なので注意。

 

では演習。

 

(演習)次の文の正誤判定をせよ。

(1) (学校教育法上の)学校とは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校専修学校及び各種学校を指す。

→(誤)2箇所誤りの箇所があるのがわかるだろうか?まず小学校+中学校の「義務教育学校」がない。それから最後の「専修学校及び各種学校」は学校教育法に記載された正規の学校ではないため、削除すべき文言である。

 

なお、「義務教育学校」は2016年にスタートした学校なので、それ以前実施の過去問には登場しません(上の文は2010年出題のものなので、当時であれば、「義務教育学校」が抜けている点は誤りではない)。過去問演習を行うときは気にしておくとよい。

 

今回は以上。お疲れ様でした。