きょうさい対策ブログ

教員採用試験(教採)の対策をまとめます。教職教養解説もあり。

【解説013】学校の設置義務、小学校中学校は市町村、特別支援は都道府県

今回は義務教育を行う学校を誰が作るのかについて

学校の設置義務、小学校中学校は市町村、特別支援は都道府県

 小学校と中学校、そして特別支援学校の小学部・中学部は義務教育を行う学校ということで、当然、行政側に設置する義務がある。小学校や中学校は市町村、特別支援は都道府県という役割分担である。(市町村や都のホームページを見ると、小学校中学校のほとんどが(区)市町村立であるのに対し、特別支援学校のほとんどが都立であることがわかる)

 

では演習。

 

(演習) 次の文の正誤判定をせよ。

(1) 都道府県は、学齢児童・生徒を就学させるために必要な小学校及び中学校を設置する義務を有する。(2010年実施)

→(誤)小中の設置義務は「市町村」である。なお、ほとんど同じ文が2015年にも出題されている。

 

(2) 都道府県及び区市町村は、その区域内にある学齢児童及び学齢生徒のうち、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者肢体不自由者又は病弱者を就学させるために必要な特別支援学校を設置しなければならない。(2015年実施)

→(誤)どさくさにまぎれて冒頭に「区市町村」とあるが、「区市町村」にある義務は小中の設置だけで、特別支援の設置義務はない。なお、特別支援学校に関する内容は今回は深くは扱わない。

 

ちょっと今回のテーマからはずれるが、ついでに次もやっておこう。

 

(3) (学校教育法で)公立学校とは、国及び地方公共団体の設置する学校をいう。

→(誤)学校の設置主体は国か、地方公共団体か、学校法人の3パターンで、それぞれ国立学校、公立学校、私立学校と呼ばれることになる。「国」が設置する学校は公立学校ではなく国立学校のため、上の文は誤りとなる。

国が設置→国立学校

地方公共団体が設置→公立学校

学校法人が設置→私立学校

 

大学の場合は国立と公立を二つをまとめて「国公立」ということが多いですね。

 

今回は以上。お疲れ様でした。