きょうさい対策ブログ

教員採用試験(教採)の対策をまとめます。教職教養解説もあり。

教採の面接対策本の例文は長すぎる

今日は大きめの本屋に行ってきました。

 

ふらっと教員採用試験コーナーに寄ったのですが、

受験生っぽい方の姿もちらほら。

 

大学4年生にとっては、この春休みが

教採前最後のまとまった休みになりますね。

 

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教員採用試験のコーナー、面接の対策本がいろいろ出ています。

 

「面接本なんかに頼らずに自分の言葉で話すものだ!」

と言う人もいるかもしれませんが、新卒の方や経験の少ない方にとっては

自分の言葉で話す準備の参考資料として、大いに使えるものだと思います。

 

新卒で丸腰で面接に対処するのはキツいでしょうからね。もちろん、自分の経験や考えと結びつけて話せるように用意しておく必要はありますが。

 

今回はこの面接対策本を使う上での注意点と面接試験そのものについてまとめます。

 

 目次

 

面接対策本の例文は長い

面接対策本は特に新卒の受験生にとってはありがたい存在ですが、

回答例が長めに書かれている

ということを知っておきましょう。

 

例えば

「これからの時代の教員にはどんなことが必要だと思いますか」

という質問があったとしましょう。

 

面接本のノリだと次のような感じの回答例が載っています(雰囲気を真似した自作回答です)。

「はい、新しい知識や情報をどんどん吸収し、

時代の流れについていくことが必要だと思います。

社会が変化し続けるなかで、学校や教師に求められる力も

変化してきていると思います。

そんな中で私は常にニュースや新聞などの情報を積極的に

触れるようにし、世の中の新しい技術や考えを常に

子どもたちに伝えられるような教員になりたいと思います。」

 

内容は別にいいんですよ。

ただ、一つの質問に対して返す量としてはやや多すぎです。

 

場合によっては面接官は次のように考えているかもしれません。

 

「はい、新しい知識や情報をどんどん吸収し、

時代の流れについていくことが必要だと思います。 

 ←ほう、そうかそうか。新しいことを吸収して時代についていくってことね。

社会が変化し続けるなかで、学校や教師に求められる力も

変化してきていると思います。 

 ←お、こいつなんか準備してきたこと喋りだしたぞ。

そんな中で私は常にニュースや新聞などの情報を積極的に

触れるようにし、世の中の新しい技術や考えを常に

子どもたちに還元できるような教員になりたいと思います。」

  ←なげーなこいつ。やっと終わったわ。

 

面接官は要点が知りたいだけ

上の例はちょっと大げさかもしれませんが、いずれにしても面接で2文,3文と重ねて話をするのはリスクが高い行為と考えるべきです。

 

長く話をしだすと、

・用意してきた言葉を言ってるだけの印象になりやすくなる

・話がズレやすくなる

・追加質問がどこにくるか予想しづらくなる

と、ややリスクを抱えることになります。

 

そもそも、面接試験は長く話すのが目的ではなく、自分の言葉を伝えることが目的のはず。長々と話すのではなく、要点を伝えることが求められているのです。

 

面接官の立場にもなってみてください。次々と受験生が入れ替わり立ち替わり会場に入ってきます。1日に十数人の人間と話をするのです。この人は何を考えているのか?どういう人なのか?と要点が知りたいはずです。

 

もし、面接官がもっと詳しめに話を聞きたい、と思った場合には

「その、〇〇についてもう少し具体的に教えてください」

などと追加質問をしてきます。

受験生自らが自分で積極的に話を広げる必要はないのです。面接官の意図をよく汲み取り、自分の言葉の要点を伝える意識が大事なのです。

 

ということで、ぜひ持ってもらいたい意識は、

個人面接は、短く要点を伝えよう

ということです。

 

なぜ面接対策本の例は長いのか

最後に、面接対策本の例はなぜ長いのかについて。

個人の勝手な予想で恐縮ですが、これは「長く書いてあるほうが売れるから」ではないでしょうか?面接対策本をパラパラと書店で見て、内容がたくさん書いてあるほうがお得に見えて、買おうという気持ちになりませんか?単にそういう理由だろうと思います。個人的には、追加質問を多く想定した形式の対策本がもっと出ても良いとは思いますけどね。

 

とはいっても、現在市販されている面接対策本も、内容的には大いに参考になります。「教採の面接はこれぐらいの長さで喋らないといけないものなのだ」という意識を持たないようにだけ、気をつけてください。質問への主回答+追加質問1,2つへの回答を合わせたぐらいが、面接対策本の例ぐらいの長さになる、と思ってもらえればよいと思います。あるものは十分活用して、試験に臨みましょう。 

 

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今回は、面接対策本への考え方と個人面接のことをちょっとだけお話ししました。

 面接関係のもう少し詳しいことは、気が向いたときにまた別記事で書きたいと思います。

 

これから教採の勉強が本格化する時期かと思いますが、受験生のみなさま体調に気をつけて頑張ってください。

 

今回はここまでです。