きょうさい対策ブログ

主に東京都・神奈川県・埼玉県の教員採用試験(教採)の対策にどうぞ。

【神奈川解説19】学習に関する用語。学習の準備レディネス、停滞時期のプラトー、時間経過後の方が好成績になるレミニセンス

今回は学習に関する用語を3つ紹介します。何度も出題されているわけではありませんが、どれも基本事項として押さえておくべきものばかりです。

 

学習の準備レディネス

レディネスとは、学習をするために必要な準備のことです。発展的なことを学ぶ前には基礎的な内容が定着している必要がありますよね。そういう状態を「レディネスが整った」などといいます。ゴーカートなどの発車の際に「レディ&ゴー」などといいますが、そのレディ=準備と同じ語源です。レディネス=準備と覚えておけばすぐ思い出せるでしょう。

 

停滞時期のプラトー

プラトーとは、学習に取り組んでいるわりに成績が伸び悩む時期のことです。スランプ時期といってもよいですね。成績の変化グラフを作成したとするとこの時期のグラフは上昇するのではなく、横ばいに変化します。そのグラフの状態が高原っぽいことから高原を訳してプラトー(Plateau)という用語になりました。

 

時間経過後の方が好成績になるレミニセンス

学習内容は時間が経つごとに忘れていき、成績が悪くなるのが普通ですが、逆に、時間が経ったほうが成績がよくなる場合もあります。これをレミニッセンスといいます。その場ではよく分からなかったことでも、時間が経つうちに脳内で整理され記憶や成績の向上につながるというようなことですね。

 

(演習)

 

(演習1)

次の記述は、記憶の把持と忘却について述べたものである。空欄[ ]に当てはまるものとして最も適切なものを、選択肢から選べ。(2015年実施38)
記憶の把持量は、覚えた直後が最大で、以後減少していくのが普通であるが、条件によっては、直後よりもその後の方が大きくなることがある。これを[   ]という。
【選択肢】プラトー現象、ハロー効果、レミニセンス、レディネス、エピソード記憶

 

(解)レミニセンス

ハロー効果は教育評価の分野で扱いますが、ある特定の評価が他の内容の評価にも影響してしまうことです。

 

(演習2)

次の文の[ ]にあてはまる語句として最も適当なものを、次の選択肢の中から選べ。(2009年実施38)
学習が最も効率よくなされるためには、学習者にある水準の発達的素地が必要である。このような発達的・学習的・態度的準備状態を[   ]という
【選択肢】ギャングエイジ、レディネス、インプリンティングピア・サポート

 

(解)レディネス

ギャングエイジは仲間集団を作って遊ぶような小学生程度の時期のことを指します。

インプリンティングは刷り込みのこと、ピア・サポートのピアとは仲間のことです。

 

 

今回はここまでです。