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埼玉県の教採2次試験、3日間の流れ【小中学校編】

東京都や神奈川県の2次試験は1日で終了するのですが、埼玉県は3日間に渡って行われます。他自治体から滑り止めとして受ける併願者が減っていそうな気がしますが、一方で採用のための材料を丁寧に集めているとみることもできるでしょう。

今回は埼玉県の小中学校の2次試験の流れと心構えをまとめます。

 

高校・特別支援編は

埼玉県の教採2次試験、3日間の流れ【高校編】 - きょうさい対策ブログ

をご覧ください。

 

<小中学校>

2次試験1日目…個人面接、適性検査

2次試験2日目…論文試験 ※一部科目で実技試験も

2次試験3日目…集団討論

【配点】面接200点、論文50点 (実技科目は実技点が100点または50点)

 

〇個人面接

1日目の1発目に個人面接ですし、配点も高いところなので最重要だと思います。面接の冒頭に場面指導があります。これは、何らかの問題場面が提示され、それに対して(多くの場合学級担任という立場で)児童・生徒役の面接官に向けて数分間の指導を行うというものです。児童生徒個人に対する想定の場合もありますし、集団の前で話す想定の場合もあります。少し考える時間を与えられたあとに実演です。ある程度まとまった時間話すことが求められますので、ある程度自分で型を意識しておくとよいかもしれません。児童・生徒の行動や考えが変わるように働きかけるわけですから、おおむね次のような流れになるでしょう。

①児童・生徒に対してどんな行動に注意するのかを示す

 ・さっき〇〇をしましたね。

②なぜその児童・生徒の行動がよくないのかを伝える

 ・その行動はよくありません。〇〇だからです。

 ・〇〇をしてもよいとなったら、大変なことになりますよ…なぜなら…

③思いを伝え、今後の改善につなげる

 ・先生はみなさんに〇〇になってほしいと思っています。

 ・〇〇な行動は許しません。

 ・今後は〇〇なるようにしてください。

もちろん、実際生身の子どもに話すわけですから適宜例え話を入れるとか、聞かせる工夫がいります。

特に現場経験が少ない方は過去問で練習をしておきたいところ。練習の際にはやみくもに回答を暗記するのではなく、話の型を意識して指導を行うとよいでしょう。

 

場面指導のあとは通常の個人面接です。回答したことに対して、本当にこの人は考えて話をしているのか?を確かめるためにしばしば追加質問がなされます。これも過去問演習を通して自分なりの考えをもっておくことが大事です。

 

〇適性検査

ここは時間内にきちんと終われば大丈夫です。あまりに検査結果がおかしい場合はわかりませんが、多少は良い人のフリをして答えても大丈夫だと思われます。ここまでが1日目です。

 

〇論作文

2日目はこれだけです。800字、60分。これも序論・本論・結論のオーソドックスな型をもち、いくつかのテーマについてネタを整理しておけば、誰でも6割ほど(50点のうち30点)はとれるでしょう。しかし配点はあまり高くないので、ここは無難にかけるレベルまでにしておき、できる限り個人面接の準備に時間を回したいところです。 

 

〇集団討論

3日目は少し日を置いて実施されます。2017年の試験より集団面接から集団討論に変更になっているようです。当日指定されるテーマに関して各自意見を述べた後に教員の立場としてどうしていくべきかを話し合います。これはたくさん話すことよりも、話す質が重要です。議論が活発になるような働きかけを行うとよいでしょう。そのために論点を明確にしたり、話が出尽くしたような場合には違う視点から考えるなどするとよいです。

なお、高校の集団討論はジグソー形式で行われているようです。もしかすると小中学校でもその形式で行われる可能性もありますので一応頭に入れておくとよいと思います。

埼玉県の教採2次試験、3日間の流れ【高校編】 - きょうさい対策ブログ

 

集団討論での望ましくない態度について書いた以下記事も参考になさってください。

教採の集団討論で登場する「困った人」 - きょうさい対策ブログ

 

今回はここまでです。